結婚指輪の定番ダイヤについて

婚約指輪や結婚指輪に使われる宝石の定番ともいえるダイヤモンド。こちらでは、世界中で愛されている宝石ダイヤの魅力をご紹介したいと思います。

ダイヤのはじまり

数ある宝石の中でもダイヤは高価なものとして知られています。昔はダイヤの唯一の原産国はインドでした。当時、ダイヤはその希少価値から「権威や富の象徴」とされていましたが、加工する技術はまだなく、今のような輝きはありませんでした。宝石としてダイヤが認識され始めたのは、その後15世紀の「ダイヤの革命」からとされています。ベルギーの金細工師ロドウィック・ヴァン・ベルケムの「ダイヤはダイヤで磨けばいい」という発見から、徐々にダイヤは宝石としての価値を高めていきました。

ダイヤのランクを決める「4C」

ダイヤの品質は、Cut・Carat・Color・Clarityの頭文字「C」をとった「4C」で評価されています。

Cut(研磨)
全体的な形のバランスと研磨状態のレベルをさしています。カットの技術が高いほどダイヤの輝きが増し、評価が高い順にEXCELLENT・VERY GOOD・GOOD・FAIR・POORの5段階で区分されています。

Carat(重さ)
ダイヤの重さを表す単位で、「ct」とも表記されます。1カラットは0.2gに相当し、カラット数が大きくなるほど宝石も大きくなります。結婚指輪では0.3カラット前後のダイヤが一般的といわれています。

Color(色)
ダイヤの色の事を意味し、評価の高い順にD~Zまでの23段階で区分されています。無色透明に近いダイヤの方が光を通して美しい輝きを放ちます。

Clarity(透明度)
ダイヤの透明度をさしています。ダイヤの傷や不純物が少ないほど、輝きや価値が高くなります。

永遠の愛にふさわしい宝石

ダイヤは、ギリシャ語の「adamant(アダマント)」という言葉に由来しており、「屈服しない・不屈なもの」といった意味を持ちます。その事からもダイヤの宝石言葉は「永遠の愛」となっているのです。また、ダイヤの硬さは「いかなる時でも愛を貫ける二人の絆の固さ」にも例えられており、永遠の愛を誓う贈り物として最もふさわしい宝石だといえます。

静岡にあります宝石店、茜工房では、ブライダルジュエリーのオーダーメイドも承っております。お客様が満足いただけるようなデザインを一緒に考えていきます。使用する素材や、ダイヤの大きさ・クラスのご要望がありましたらお気軽にお問い合わせください。

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